情報発信スキルを磨くためにやるべき事とは?

こんにちは。平です。

この記事をご覧になっているあなたは、コピーライターとしてのご自身の価値を高めたいと思っている筈です。

であればブログメディアやキュレーションメディア、マスメディアなど形態や規模を問わず、これからは様々な情報を発信することが意味を持つ時代になってきます。

情報発信する上でもっとも重要なのは文章力です。発信といっても会話の方が重要と思う人もいるかもしれません。

しかし、会話力を鍛える為にも、さらには思考の力を鍛える為にも文章力を鍛えるのが一番の近道になります。日常でのちょっとした意識を持つだけでも積み重なれば変わっていきます。

それではその方法を紹介していきます。

1・フィーリングにも根拠を持たせる

文章力のトレーニングにあたって、深く考えずに書いたものを最後まで整えないのは乱暴です。きちんと修正を加え最終的には根拠を明確にしなければなりません。

まずは、話し言葉で明確に根拠を伝えられるように練習していきましょう。そこで大切なのは、自分の中でNGワードをルールとしてつくって会話してみることです。

 

・なんとなく

・気がする

・という感じ

・みたいなふうに

 

という言葉を使ってしまうと、どうしても曖昧なニュアンスになってしまいます。自分の主張に自信が無い場合や、過度に相手の気に障らないようにしすぎると、このような表現が多くなってしまいます。

2・根拠を持たせる方法

ではどのようにすれば、根拠や理由をしっかり考えられるようになるのでしょうか。

言ってはならないと決めたワードをつい使いそうになった時に「なぜそう思ったのか」を考えるようにしましょう。

これはやってみると意外と楽しいので是非試してみて下さい。

例えば、上司の顔を見た時、

「なんとなく今日は雰囲気が違うな」

と思ったとします。

その場合、

「どこがどういつもと違うのか」

を考えるようにします。

「なんとなく今日は雰囲気が違うな」

「昨日、部の営業目標が下回っていたから決意を新たにしているのかな」

これだけでも十分です。そうやってちょっと考えるくせをつけるうちに「なんとなく」などが邪魔になってきます。

3・さらに根拠を明確にする

具体的に根拠が頭の中で作れるようになったら、今度はそれを文章に明確に落とせるようにしましょう。

どうしても文章に落とし込もうとすると思考停止してしまうこともあるでしょう。

そこで「なぜだろう」と考えるくせをつけます。

「こうだから、こうだ」

と言いきれるまで考えるようにします。

「。」とつくまでやるのが肝です。

「今日、通勤している道の印象がなんとなく違う」

と感じたら、 「なんとなく」や「もやもやする」からはじめて、「いつもあったポスターがすべて別のものになっているからだ」という理由を考えながら歩くようにします。

最後に「。」までつくところまでやるのが大事です。

それでもあいまいな「なんとなく」などを使って表現したい気持ちが抜けない場合はそこが一番に理由付けが必要になる箇所です。

似たような言葉に「思います」がありますが、これは問題ありません。しかし「思います」で止めることはよくありません。

「なぜそう思うか」

というところまで考えることで「明確に根拠を示す」ということができるようになります。

4・決めつけで思考停止しない

「~に決まっている」

「当たり前」

と考えるだけでは思考停止に陥ってしまいます。

「本当にそうなのか」をしっかり説明する必要があります。

それを口にして周りの人に言ってもかまいませんが、必ずしも口に出さなくても大丈夫です。

これも心の中でのちょっとしたトレーニングととらえて考えてみましょう。

「今日はおでんを食べよう」で終わらせるのではなく、「季節も変わって寒くなってきたからおでんを食べて温まろう」と根拠を見つける癖をつけるようにします。

根拠自体はなんであっても構いません。とりあえず、トレーニングとして思考してみましょう。

「なんで?」

と、ふと根拠を聞かれたときにその理由を言えない人がいます。こういった人は文章がどうこうの前に会話の組み立てができていない場合が多いです。

5・芋づる式に根拠を掘り下げる方法

「根拠を考える癖をつける」ということについて説明してきましたが、これは文章力のトレーニング以外にも効果があります。

それは自分の思考に自信が持てるようになるということです。

なぜそうしたか?

そう思ったか?

その根拠が明確になるので、「やっぱりこうしたほうがよかったかな」と思う事が少なくなります。ここまできたらさらに一歩掘り下げてみましょう。

「もうこの会社を辞めたい」と感じた時に、「なぜなら社長の価値観が嫌いだから」という根拠が出た場合、ここで終わってはいけません。

「どんな価値観が嫌いなのか?」

「なぜそれが嫌いなのか?」

と考えるとより深く次々に根拠を上げていくことができます。

こうやって芋づる式にどんどん出して下さい。自分の気付いていなかった価値観やものの考え方まで明確になっていきます。

このように芋づる四季に考えることでものごとを多角的にとらえられるようになります。またそれが「決めつけない」ということへ帰結していくようになります。決めつけてしまえばそこで思考停止ですが、決めつけなければ思考が深くなっていきます。

6・まずは口に出してみよう

話をしている時、その内容を何も考えなかったり思いつきの間喋ったりする人がよくいます。

「最近、○○だね」

この○○はとくに意味が無いどころかしゃべった本人も、実は頭の中では思い浮かぶものが特にない状態で口にしてしまうことがよくあります。

これは小さい子供なほど多く見られます。

「みんなが持っているからこれが欲しい!」という子に「じゃあ誰と誰が持っているの?」と聞くと親しい友達一人か二人だけだったり、誰なのか答えられなかったりします。

そうではなく、ちゃんと具体的なものが頭に浮かんだ上で「○○君と××君が持っていて、学校でよく使う」とか「持っていることで成績も上がっている」というような具体例をあげる必要があります。

この場合、

「あえてなんとなく口にしてしまう」

という方法もあります。

そして、

「それは何かと言うと」

と無理やり繋げるようにして話し始めるようにします。

これによって無理にでも根拠を示そうと頭を使うことになるので、より文章のもとになる会話を組み立てる力を鍛えることができるようになります。

7・話し方には2種類ある

話し方の基本として、2つのパターンがあります。

ア.最初に結論を示してから、根拠を話す

イ.はじめに根拠を説明してから、最後に結論付けをする

の2パターンです。

「ニワトリが先なのか、卵が先なのか」のように聞こえますが、どちらが大切かという話ではありません。この二つが基本パターンになるということです。

これが身につけば、文章を書くときも同様に役に立ちます。

アのパターンがいいか、イのパターンがいいか、はその状況によって使い分けが必要です。

話をするとき、はじめにキッパリと結論を言うのが気まずい場合があるでしょう。

英語であれば、Yes やNoは最初に持ってきますし、Don’tのような一番に言いづらい否定語すらも最初に一番に持ってこなくてはいけない言語構造なので結論をズバッと言うのが気まずいという感覚は外国人にはありません。

しかし日本語は否定語も最後に持ってきますし、どうしてもハッキリ言うのが気まずいという言語文化を持っています。

その場合に役に立つのがイのパターンです。

上司に反対する時などには、

「それについて、一般的にこのように考えられます。そしてこのようなメリットがあることは分かります。しかし、○○という点で○○というウィークポイントも否めません。そこで私はこのように思います。だから、反対です」

といえば上司はそれなりに反対する根拠について理解をしてくれるかもしれません。

「私はその意見には反対です。○○という点で○○というウィークポイントが否めません。一般的にこのように考えられます。それにこのようなメリットがあることは分かります。それを踏まえても私はこのように思います」

と結論を先に言ってしまうと、その時点て上司の感情を逆なでしてしまう危険性があります。先にズバッと言われた上司は面白くは思えません。その感情は反対したあなたにもマイナス要因になります。

「穏便に」「角を立てずに」「ことなかれ」が美徳とされる日本語文化の面倒臭いところではありますが、日本人である以上は仕方がありません。

8・それでも基本はアのパターン

なんだかんだ言っても基本はアになります。

頭の中では先に結論が出ているので、そのまま先に言ってしまうのが本当は言いやすいはずです。

日本語はいろいろと話を回り道しているうちに話の論点が脱線してしまいがちです。

数人で話している時は他の人の合いの手が入ってあらぬ方向にいくこともあるでしょう。

普通の会話ではひとりの持ち時間はせいぜい30秒ほどです。

長く喋れるプレゼンやスピーチでなければ相手は30秒以上黙って聞いていてはくれません。

なので、その短い時間でアのパターンでしっかり説明する練習が必要です。

基本は、

「これはこうです。なぜならこうだからです」

という形です。この言い方を訓練します。この組み立て方の場合なら30秒でまとまります。文章で言うとだいたい200文字くらいにまとめるようにしましょう。

9・2つのパターンを使い分ける方法

どのように使い分けていくか、さらに解説していきます。

例えば、

「前に見に行った映画どうだった?」

という会話をアで答える場合は、

「面白かった。主人公がある出来事で敵に追われるんだ。そして~」

と答えます。内容がよくわからなくても、面白かったのかという前提で話が聞けるので相手もスムーズに話の趣旨を理解できます。このようにあたりさわりない日常会話ではアのパターンはとても有効です。

イのパターンについてですが、これはあえて癖をつけようと考える必要はありません。

それは、アのパターンさえ身につけていれば、状況をみて「ここではアのパターンは使わない方がいいな」と思ったらイのパターンでいくことができるからです。

アのパターンか、イのパターンかいつも考えながら判断をしていくことで日常の中で状況判別能力が鍛えられていきます。

ここで注意しなければならない点があります。

上司が相手ではなく、会議での発言では必ずアのパターンを使うようにしてください。

イのパターンは顔色をうかがいながら空気を読んで結論の方向性を決める性質があるので、会議では逆に反感をかう場合があるためです。

10・「必ずしもそうではない」という考え方

何はともあれ、初めは自分の考え方でものごとを見るのが人間の性です。

それが、第一印象というものになっていきます。しかし、それだけで終わってしまえばとても限定的にしか世界をみることができません。

バランスのとれた考え方のする人はそこから自分と違う前提での視点や立場からどうみえるかなど多角的に考えます。

いきなりそのように変わることは難しいですが、訓練することで少しずつ変わっていきます。

どうすればいいのかというと、

「必ずしもそうとはいえないのではないか」

と思うようにすることです。

つまり、目の前の現状の、あからさまになっていない部分が無いかサーチライトを当ててみるのです。

そうすることで自分がいかに狭い範囲でものをみていたかに気付くことができます。

文章の組み立てにも深みがうまれてくるので日常の中に取り入れていきましょう。

11・具体的に日常でどう考えていくべきか

例えば、

「受験勉強は高校3年生になってからはじめるべきだ」

と考えたとします。

「でもそれが正しいとは限らない。英数国は覚えることがとても多いので受験用の英単語や古文単語や漢字、数学の基本解法を2年生のうちからコツコツ覚えていった方がいい」

といったん考えてみるようにします。

もちろんその先に、

「いや、高校生活は勉強だけではない。2年生までに青春を謳歌してメリハリをつけて3年生になってから切り替えよう」

と考えても構いません。

このように、ある程度まで世間の人が持っているであろう意見を一巡するまでやってみることです。

世間の意見と言ってもあなたがフィルタリングしていることに変わりはありません。

しかし、フィルタリングをすることであなたの意見は最初の段階と比べても数段深みのある考えになっているはずです。

他にも現状で当然とされるルールについても、

「必ずしもそうではないのではないか」

と考えてみましょう。

野球のルールで、

「ストライクは3つ」

「フォアボールは4つ」

があります。

これはなぜこうなったんだろう?と考えてみます。

「これは人間が考えたことなのだから、必然的なやむにやまれないほどの理由はないのではないか」

と考えると当然と思考停止してきたことにも、深い理解を得る道筋が開けてきます。

もうひとつ例えをあげてみると、

「フィロソフィア」

という学問を「哲学」と訳すのは当然という考えにメスを入れてみます。

調べてみると、このフィロソフィア(philosophia)はphilos(愛)+sophia(知恵、知、智)という「知を愛する」をそのまま言葉にした美しくて親しみやすい言葉だと分かります。

それを「哲学」とちょっととっつきにくそうな訳にして、最初に当てはめたのは明治時代の西周という日本人だと分かります。

たまたま別の人が「智愛学」と訳して浸透していたならば今ではまるで違ったイメージで哲学が捉えられていたかもしれません。

哲学を哲学というのは自然の摂理のように当然と思っていたのは実は必ずしもそうではないと分かります。

「必然的であるはずはなくて、同じものでも別の見方をするだけで世界が変わるんだ」

ということを実感として経験することが大切です。

考えると言っても、なんでもかんでもだとなると、自分がいつも「これはいろいろな意見があるな」と思っていることではなく、「当然だな」「もっともだな」と思っていることに対して考えるのがコツです。

まとめ

いかがでしたか?

かなり固めのテーマになりましたが、文章力や会話力の向上という面や情報発信スキルを磨いていくという面において、非常に重要な事だと思い記事にしました。

是非、ご参考になさってください。それでは!

ID→「@mkq7689e」

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